小学生の〝好きな人〟は移ろいやすいもので
あの人が好き。この人が好き。
とコロコロ変わる。
ワタシもその中の1人だった。
でも、
12歳のワタシが好きになった人は同じクラスのヤスタカ。
クールで恥ずかしがり屋のサッカー少年だった。
両想いになりたいな…
そんな純粋な想いを持ちながら、サッカーの試合に応援に行ったり、必要以上に話しかけてみたり。
ワタシなりにアプローチしてみた。
その結果、両想いになれた。
きっかけはクラスの席替え。
好きな男の子の隣になれますように!!
と念じてみるものだ。
念願叶って隣同士の席になった。
ある日の授業中、
お互いのノートに落書きし始めた2人。
下手くそな絵とかたわいも無い言葉。
すると、
〈今好きな人いる?〉
と、ヤスタカが書いた。
《いるよ。》
〈誰?教えて?〉
告白なんて言葉知らなかった。
けど、正直に書いた。
《ヤスタカ》
ビックリしてる様子も無かった。
《ワタシ教えた。ヤスタカも教えて。》
聞くの怖かった。でも知りたかった。
〈おまえ〉
嬉しかった気持ち覚えてる。
ワタシの両想いが叶った日。
あの人が好き。この人が好き。
とコロコロ変わる。
ワタシもその中の1人だった。
でも、
12歳のワタシが好きになった人は同じクラスのヤスタカ。
クールで恥ずかしがり屋のサッカー少年だった。
両想いになりたいな…
そんな純粋な想いを持ちながら、サッカーの試合に応援に行ったり、必要以上に話しかけてみたり。
ワタシなりにアプローチしてみた。
その結果、両想いになれた。
きっかけはクラスの席替え。
好きな男の子の隣になれますように!!
と念じてみるものだ。
念願叶って隣同士の席になった。
ある日の授業中、
お互いのノートに落書きし始めた2人。
下手くそな絵とかたわいも無い言葉。
すると、
〈今好きな人いる?〉
と、ヤスタカが書いた。
《いるよ。》
〈誰?教えて?〉
告白なんて言葉知らなかった。
けど、正直に書いた。
《ヤスタカ》
ビックリしてる様子も無かった。
《ワタシ教えた。ヤスタカも教えて。》
聞くの怖かった。でも知りたかった。
〈おまえ〉
嬉しかった気持ち覚えてる。
ワタシの両想いが叶った日。
