ワタシの初恋は5歳だった。
幼なじみで1歳年上のタケル。
母親同士が昔からの友達だったから、
住んでる場所は離れてたけど小さい頃からよく遊んでた。
長女のワタシにはカッコイイお兄ちゃんみたいな存在だった。
ある日、家の中でかくれんぼをする事になった。
どこに隠れようかと悩んでいると、押入れに隠れてたタケルが
「こっちにおいで!一緒に隠れよう!」
と言ってワタシを押入れにいれた。
いつ見つかるかとソワソワしていた無邪気なワタシに、タケルが言った。
「イケナイ事しよう。」
突然のキスだった。
たった5歳の女の子と6歳の男の子は、バレてはイケナイ事だと知っててキスをした。
その日を境に、親の都合で遊ぶ日は隠れてイケナイ事をした。
バレないように…バレないように…
その行為は段々エスカレートする。
まだ未熟なワタシの身体を触るようになった。
たった5歳の女の子は、この出来事をきっかけに恋多き女となった。