君に伝えます。

キーンコーンカーンコーン

いよいよ放課後だ。ラッキーなことに、今日は部活がない!

ドキドキして、震える足を抑え、屋上へ向かう。


「すぅー、はぁー。」

大きな深呼吸をして、いざ!

ガチャ

ドアを開けると一面が夕暮れに染まっていた。

「ロマンチックだなぁ...。」

そう思いながら空を見つめていると...。

ガチャ

「...先輩。」

「立花じゃないか!久しぶりだな。」

「はい!」

はわわ...。目の前に先輩がいる!かっこよすぎる!

「ところで、立花こんなところで何してるんだ?」

「えっ?...あー、先輩は?」

「人に呼ばれてな。」

よし、言うぞ!今までの思い、全部を!

「先輩!」

「ん?」

先輩に伝えるんだ!私の気持ちを!

「先輩、私は先輩のことがずっと前から―――」

もう逃げない。自分の気持ちに素直でいるんだ!












     ――先輩に、伝えます。――