『あぁ、わたしのミカっ……うう』


わたしの頭を撫でまし
呻くその姿は醜かった。
口内に出された体液を洗面台に吐き出す。
すぐベッドへ戻りオヤジに寄り添い横になる。

『ミカありがとう。君はやっぱり最高だ』


「ありがとねっ。そー言ってくれるのはおじさんだけっ。」


汗ばんだ身体でわたしを抱きしめ
キスをしてくるオヤジの
気持ち悪さはほんとに生きてて
嫌にならないのか疑問に思う。


ピピピー。


アラーム音がなりホッとする。
やっと解放されるのだ。

「もう時間だね…。シャワー浴びて出よっか」

『ミカと居る時間はすぐに過ぎてしまうね』


「ほんとだねー」


シャワーを浴び着替える。
オヤジはその間も舐め回す様に
わたしの身体を眺めるのだ。


「今日はどうする?一緒に出る?」

『今日は私は泊まって行くから、ミカだけ出なさい』

「わかったー。またね?」

『また呼ぶからね。ありがとう』

「ありがとうっ」


玄関でオヤジにキスをして
ホテルを出る。
送迎車に乗り込み金を渡し待機所に戻った。