次の日。 眠い目を擦りながら教室に入って自分の席につく。 もう既に来ていたやっさんが 「茜って一花と仲いいんだ」 “ 一花”か、私も呼び捨てだけど二人の関係を知ってしまってからでは同じ呼び捨てに聞こえない。