「ん?なにが?」
「だって普通ならどんなに強制でも断り続けるだろうし、こんなに頭カラフル野郎ばっかだったら怖くて女なら普通泣くだろ」
ん?まって
それ、私女の子認定されてない感じ??
どれだけ初対面に近い人だって女の子認定されてなかったからさすがの私も傷つくよ
まぁいいや
「んー、わたし普通じゃないのかもね。」
「は??」
「だっていきなり暴走族と絡み始めて1日で暴走族のみんなから守られる存在になっちゃう人間だよ?中々の強運の持ち主だと自分でも思うんだよねー」
その強運を宝くじとかにいまからでもとばせればいいのに
「ははははっ」
あ、わらった
「お前おもしれーじゃん。龍我が気に入る気持ちもわかる」

