泣かないで


「一希くん大丈夫?本読まなくて」



「どうせ暇だし別にいいけど…」



「じゃあ申し訳ないけど案内お願いします」



「…………いくぞ」



「紫音、気をつけてね!!」



「はーい」



今度一希くんにわたしのとっておきいちごミルクを奢ってあげよ