泣かないで


「え!?ちょっとなに!?」


何すんのこの人!!


「というわけだからおまえら!!」


とても大きかった歓声がいっきに止んだ


すごいな


「俺たちラブラブだから邪魔すんじゃねーぞ」


「は??ラブラブじゃないしまず彼女じゃな……ん゛ん゛」


「今日の報告はこれだけだ!解散!!」


周りがざわざわとしている中わたしはずっと口を塞がれてる


「んんんんっ!!!」


この人の胸をドンドンと叩く

そろそろきつい!しぬ!!!


どんどんと叩いたからなのか、わるいわるいと言いながら手を離す


「わるいわるいじゃないわ!!死ぬかと思ったわ!!」


「まぁ、そんな怒るなって」


「いや、怒るわ」


「あいつら待ってるし幹部室行くぞ」


「え、幹部のみんなは聞いてなかったの?」


あんなに乗り気だったのに


私とこの人以上に乗り気だったよ?とくにあの仔犬くん