「あ、学校学校」


制服に着替えてリビングに行く。


わたし、神崎 紫音(kanzakision)
はここらへんではそこそこの学力の高校、東坂高校に通っている高校二年生。


顔はともかく学力も運動もそこそこ。The普通。



家から近い高校にしたから朝はゆっくり過ごしてる。



「お母さん、おはよー」




「おはよ、やっと起きたの?早く食べないと学校間に合わないよ?」



「大丈夫だよ、まだ時間あるし」