Hope Your Dream

翌日、考えた衣装を取り寄せてマネキンに着せた。


「おお、いいじゃん」

「はい。私も自信しかないです」

「ふーん」

「……なんでそんな嬉しそうなんですか」

「いやあ?んで?合格もらえたらどうなんの?」

「あ、いやそれわかんなくて」

「秘密って?」

「はい」

「ふーん」

「だからなんでそんな嬉しそうなんですか」

「いやあ?」


先輩は腕を組んでマネキンを見ている。


ここまでくれば、合格でも不合格でも、どちらでも良くなってきた。

望くんのことだけを考えた一週間。

その期間はあっという間で、ただひたすらに幸せだった。


「……先輩」


こんなに先輩と話せるようになったのも、間接的に関わってはいないけど望くんのおかげだろう。


「ありがとうございました」

「……なんで?」

「え?だって手伝ってくれたから……」

「あんたの実力でしょ。礼はいらない」


泣きそうになる。


「あー、もう。じゃあ合格もらったら何か奢って。それでいいから」

「……はいっ」


望くん。

気に入ってくれるといいな。