Hope Your Dream

「望くんに私のコーディネートした服を着てもらって、それで広告とかに出てほしくて」

「あー要するにモデルってこと?」

「……はい。望くんの魅力を私が引き出したくて」

「あんた望くんのこと大好きだもんね」

「だっ……はい」

「うわ、素直ー」


ケラケラ笑う先輩につられて私も笑う。


「いいんじゃない」

「え?」

「望くんの魅力、盛大に引き出せば。別に引け目とか感じなくていいでしょ。あんたは望くんのことだけ考えてコーデ、組んであげてよ」


長い指でルーズリーフに描いた大雑把なイラストをコンコンと指す。


「こんなにいいコーディネート組めんだから。自信持ちなよ」

「はいっ……」

「あーあー泣かない泣かない。まだ完成してないんだから」

「はい!」