Hope Your Dream

それから二日。

挑戦状を受けてから五日が経った。

コーデの大まかな要素は決まっている。


「はい、コンセプトは?」


あの日から先輩が少しだけ、少しだけだけど協力的になった。


「冬の……都会人?」

「なにそれ」

「いやあの、本当は遊園地デートでこんな服してほしいなっていう服にしてたんですけど、それだと余りにも重いかな……と」

「重い?どこが?」

「え?いや……彼女でもないのにそんな、遊園地デートとか」

「別に良くない?だってあんたが着せたい服を考えるんでしょ?」

「でも……」


俯いた私の視界に、腰に手を当てる先輩が入る。


「はあ……まーたネガティブになるー。ねえ、ネガティブのあんた、超めんどくさいよ」


先輩は私のおでこをぐーっと押し上げて、顔を上げさせた。


「望くんだって、あんたのコーディネートした服が着たいって思ってる。だから頼んだんだ」


私の書いてた企画書を見て、挑戦状のことは先輩も知っている。


「元気だせ。ほら、私も見てるし」


一人でやりたい、と言った私に先輩は、じゃあ一人にしないけど見とく、と言ってくれた。


「……はい」


私は近くにあったルーズリーフに走り書きで書き込む。