Hope Your Dream

「いい名前、ですね」

「ありがとうございます……」


東さんはきっとモテる。

少し長い襟足を結んでて、前髪は全体的に長くてパーマがかかっている。髪型だけで妖艶な雰囲気が醸し出されている。

だぼだぼした白いティーシャツには黒でかっこいい英字がプリントされている。これはあれかな、外国人に読ませたら変な英語でしたー!みたいになってしまうやつかな。


そんなことを考えて、一人で笑った。


「夢さんは」

「……えっ、はい」


一瞬、誰の名前かわからなかった。

東さんが呼ぶだけで、私の名前が輝いてた。


「なにが夢、なんですか?」


東さんに悪気はない。

ただ純粋に、私の夢を聞いてくれただけ。

でも私には。