Hope Your Dream

その空き缶は無視して部屋に入る。

ジージャンからは私の香水の匂いがする。


望くんは先輩と付き合っているのだろうか。

服屋の店員が、あのオフィスを知ってるとは思えない。

しかも、いくら整備がなってないにしろ警備員さんは玄関に立っている。そこを抜けられるのはここで働いている人だけに決まってる。

でも先輩の彼氏とでもなれば話は別だ。

ダメだ、自分で悲しいことを考えてどうするんだ。

頭をぶんぶん振って考えを無くす。

風呂に入る気にもなれなくて、アラームをいつもより一時間早くセットして、寝ることにした。

明日お店に行こうと思ってたけど、それもやめておこう。

今の感情のまま行ったとしても気まずくなってしまうと、勝手に決めつけてた。