Hope Your Dream

案内板を見る限り、第二倉庫は地下にあるとわかった。

この事務所の者ではない私がエレベーターを使うのも引け目を感じて、私は階段を下りた。

倉庫の扉は鉄製だけど軽かった。


「うわっ……」


倉庫はとても埃臭く、恐らく何年も開けられていないのだろう、蜘蛛の巣が張ってあるような気になるほどの匂いだった。

早く見つけて出たい。

広い倉庫の中を探すのは一苦労だ。

外からの光が入ってこない倉庫は、冷房がしっかり聞いている事務所内に比べ、寒さをより感じる。

大きい棚が並べてある。それには段ボールがギチギチに詰められていた。

不良品や売れ残った衣服を入れているのだろう。

マネキンは一番奥にあった。

真っ暗な中で立つ二体のマネキンは、怪談に出てくるレベルで怖かった。

近くにあった台車にマネキンをどちらも乗せて、第二倉庫を出る。

台車を引いてるので帰りはエレベーターに乗せてもらった。


「マネキン、使われるんですか?」


乗り合わせた若い女性が訊ねてくる。