Hope Your Dream

「夢、帰る?」

「あ、っと……家、どこかわかんなくて」

「ああ、そうだった。迷子ちゃんなんだった。どうしよっか……」

「言い方に悪意ある……」

「あら、ごめんごめん。拗ねないで。どうする?泊まってく?」

「とま……⁉︎いきなり⁉︎」

「いきなりって……なにが?」


先走りしてしまった。

そうだ、まだ私が望くんの事が好きだって勝手に思ってるだけで、望くんが私のことどう思ってるかはわからない。

それなのに、そーいう……妄想するとは……恥ずかしいにもほどがある。


「なっ、なんでもない。忘れて!」

「んーそう言われると気になっちゃうな」

「もう!いいから忘れてっ」

「はいはい。あは、夢っていじりがいがあるよね」


こんなにSっ気あるとは思わなかった。

でもドキドキしてる自分がいて、嫌いになるのは無理だと確信した。