Hope Your Dream

「……あ、あと敬語もなくしてね」


それだけ言うと、望くんが私の体を離したから、引かれたかもって泣きそうになった。


「夢」


だから、私の名前を呼ばれたのに、しばらく気づかなかった。


「…………え」


思わず振り向くと、そこには私の好きな笑顔の望くんがいた。


「あは、変な顔してるよ?」


ムギュッと頬をつままれる。


「い、いひゃい」

「あはは。可愛いね」

「なっ……!」

「お、顔が紅い」


望くんがからかってくる。

手を離したから、思いっきり膨らませた。


「そんなにほっぺた膨らませても可愛いだけだよ」


望くんのほうが一枚上手でした。