Hope Your Dream

「いやあ、すごい歓声でしたね!」

「そうですねー」


低い声に、また歓声があがる。


「あはっ、ありがとうございます」

「今日のコーデのポイントは?」

「そうですねー」


望くんのゆっくりした口調に、司会のお姉さんも笑ってる。


「僕の好みを知り尽くしてるスタイリストさんが組んでくれたので、僕の大好きが詰まってます。ぜひ良かったらD.Mにも遊びに来てくださいっ」


ちょっと的外れな回答に、お姉さんに続いて私も笑った。


「望くんもいるのー⁉︎」


お客さんの声に気づいて望くんが、マイクを持ち直して

「さあ?内緒です」

と、はにかむ。


またその笑顔に大歓声。