Hope Your Dream

「ごめんね、望くん」


デザイナーの夢を断たせてしまったその日。

謝った私に望くんは笑いかけてくれた。


「ええ、なんで夢が謝るの?」

「だって望くん、デザイナーになるの夢だってずっと言ってたし……」

「ああ。全然!デザインなら、たまに新店舗の方でやらさせてもらえるし」

「そう、なの?」

「そうそう!だから心配しないで?僕は、夢の服が着たいんだから」

「……私がデザインしたわけじゃないけどね」


私が笑い返すと望くんは、私の指摘に恥ずかしそうにはにかんで

「そんな細かいところはいーの」

と、また笑った。