Hope Your Dream

「……すっごく気に入った!」

「……へ?」

「なにこれ!ほんとに夢ってすごいね!好き!こんな格好!」

「……ほ、ほんと?」

「うん!」


やばい、店長に見せよう!と店内の鏡で写真を撮っている。

嬉しさが、遅れてきた。


「……やっ、やった!」

「あは。やっぱり凄いね、夢」

「……ううん、私だけじゃない。先輩がね、手伝ってくれたの。一生懸命考えてくれた。だからね、その衣装が完成したのは私の力だけじゃないんだ」


望くんは携帯を掲げてた腕を下ろして、私の方に振り向いた。


「……なーに言ってんの?」

「え?」


思わず聞き返す。