「そう、つるた」

「ええ、嫌だよーダサい」

「うっうるさいなあ。あ、じゃあ私は?」

「……名前は?」

「つるたも知らないんじゃん」

「もーいいじゃん。ねえ、名前は?」

「……青木楽」

「らく?珍しいね」


君は太陽の光に、金色の髪色を輝かせる。


君がいるだけで、その場が何倍も明るくなるようだった。


「あ、じゃあキラ」


そんな君に、キラキラしてるニックネームをつけてもらって、そのときは照れくさいような気持ちでいっぱいだった。