今日も君を捕まえに。

屋上で出会ったあの日。

私を見たつるたは何の前フリもなくこう言った。


「僕のニックネームつけて」

「え?ニックネーム?」

「そう」

「ニックネームって……名前すら知らないのに」

「知らないの?ひどいなあ。僕ね、金鶴汰一」

「かねつる……あ、じゃあつるた」

「ええ、つるたあ?」


君はすごく嫌そうに目を細めた。