お前だけはどうしても。

「そ、そんなんじゃないよっ!」


「またぁー素直じゃないなぁー」


やっぱり唯にはかなわないなぁ。1回も私が翔君を好きって言ったことないのにばれてるし…


でも私だって言われっぱなしじゃないもん!


「唯だって真中くんと同じでよかったね!!」


ちょっと嫌味っぽくいってみた。真中くんは、中学の卒業式から唯と付き合いだした唯の彼氏だ。これぞまさに美男美女カップル!!ってかんじですごくお似合い。


私と翔くんじゃ絶対あんな風になれない…


嫌われてるしね…


唯がやけに静かだなと思って横を見てみると顔を真っ赤にしてもじもじしてた。


女の私が見ても惚れそうなくらいかわいい。


どうりでさっきから視線を感じてたのか。


「も、もう!早く教室行こうよっ」


「はいはーい」


唯に促されて教室へ行く。