お前だけはどうしても。

「あっ!そんなことよりクラス表見にいこうよ!」


そうだった。入学式の前にクラスを確認しないといけないことを忘れていた。


人だかりを分け、唯と一緒にクラス表をみる。


「あっ!あった!私3組だ。鳴海は…3組だっ!!やったー!!」


そう言ってまた私に抱き着いてくる。


「ほんとだ!!また一年同じクラスだね。よかったー」


唯に抱き着かれ、たくさんの人からの視線を感じながら、ある人物の名前を探す。


えーっと…羽瀬…羽瀬


「あ!あった!3組だ…!」


「え?誰が?……あ!」


唯がニヤニヤしながらこずいてくる。


「よかったね。また羽瀬と同じクラスじゃん」


カァーっと顔が赤くなっているのが自分でもわかってしまう。