お前だけはどうしても。

家を出ると隣の家から同じように人が出てきた。


あ、翔くんだ…


まさか会うと思ってなかったから一瞬静止してしまった。


どうしよう…


会ったんだし挨拶くらいしてもいいよね…?


「し、翔くんっ!おはよっ!」


私は、勇気をだして笑いながら話しかけてみた。


翔くんは私がいたことにびっくりしたのかビクッと肩をあげたが、私を一瞬睨んで足早に去っていった。


「はぁー…」


こうなることは容易に想像できたけど、実際冷たい態度をとられると落ち込んでしまう。


隣に住んでる羽瀬 翔くんは私の幼なじみでかっこよくてみんなに優しい。


私を除いては…