慌てて謝罪をする私を見つめた後、彼は優しく微笑んで言う。 「ありがとう。そう言って貰えて、嬉しい」 「……っ」 一瞬、息が苦しくなった。 激しい動悸と共に、さっきよりも顔が赤くなっていくのが自分でわかる。 私、どうしちゃったの…! 「こっちこそ、急に話しかけてごめんね。 ここに僕以外の人が来てるの初めて見たから話したくなっちゃって」 「ううん、全然大丈夫です!」 高鳴る鼓動を落ち着かせながら、私はそう返した。