「それと、もう1つ。 ひまりに伝えたいことがある。 大切なことだから、聞いて」 「……うん」 真剣な顔の薫くんに見つめられて、私は鼓動を早くさせながら頷く。 薫くんは1つ深呼吸をすると、ゆっくりと口を開いた。 「…ひまりは僕に言ってくれた。 僕はみんなの天使になれる、って。 …でもね、僕はもう、とても綺麗な天使を知ってるんだ」