「まず、1つ目。 僕ね、大学の医学部に合格したんだ」 「…っ!医学部!?」 それって、もしかして……。 「うん、僕、医者になろうと思って」 「本当に…、でも、なんで?」 どうして急に、医者になろうと思ったの…? 疑問を口に出せば、薫くんは思い出すように話す。 「夏休みの最後の日、ひまり、僕に言ってくれたよね。 僕はみんなの白衣の天使になれる、って」 「うん…」 思い出して恥ずかしくなって、少し顔を赤くすれば、薫くんはクスクスと笑った。