「式も終わって、こうやって卒業証書とか貰ったら、本当に実感しちゃったよ」 「そうだね…。アキ、専門学校合格、おめでとう」 笑ってそう言えば、アキも笑みを返してくれる。 「ひまりも、Y大学合格、おめでとう! 夢の看護師に1歩、近づいたね」 「ありがとう。そうだね、これから頑張らなくちゃ」 「ひまりが看護師かぁ…、絶対似合うよ!」 アキのその言葉を聞いた瞬間、しまっていたはずの記憶が蘇ってくる。