急に颯大の顔色が変わった。
でもわたしはそのことに気づかずに話を進める。
「それでね、朱里ちゃんと水野くんに、その……は、発情が…ど、どうのこうのって話をされてね…。」
「ちょ、ちょいまち。」
「ん?」
「ちょっと、色々整理できないんだけど。」
あ、一気に話しすぎちゃったかな。
「えっと、なんで二人で勉強することになったの?」
ここでわたしはようやく颯大の顔色がさっきまでと違うことに気づいた。
「ああ、えっと……それはね……。」
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