「こんな冗談に引っかかるなんて、まだまだだね。雫ちゃん。

最初っから離すつもりなんてなかったし。」


「じゃ、じゃあなんであんな意地悪なこと言ったの!?」


「なんか可愛い雫ちゃん見てたらいじめたくなった。」




相変わらずの無表情でそんなことをケロリと言ってきた水野くん。



ますます意味わかんねぇよ!





今日は、実はSっけ混じりで時々可愛く、そして優しくなる水野くんを知りました。



…この時はドキドキしてわかんなかったけど、結構……いや、だいぶラッキーだったかも。