……お、おう。 でもわたしは一緒に帰りたい!! こ、ここは甘えておくべき? それとも遠慮するべき? 「はい、時間切れ〜。一緒帰るよ。」 「え!?じ、時間切れ……。 てか、いいの!?」 「俺が送っていきたいだけだから黙って。」 ドキッ 「じゃ、じゃあお言葉に甘えて。」 「ん。」 そしてわたしは水野くんの隣に並んで歩いた。 ああ。隣に並ぶだけで私の心臓がうるさい。