「てかなんでわたしが水野くんのこと大好きって知ってんだろ。」 「………。 あんな人が多い廊下で告ったらそりゃ先生の耳にも入るだろ。」 「え!告白したこと覚えてくれてたんだ!」 「第2図書室で友達宣言したあたりから思い出した。」 そ、その前の話した時に思い出してほしかったかな…。 そんなこんなで話していると、昇降口にたどり着き、わたし達はローファーに履き替え門の近くまで来た。