えぇ…。



そんなこと言われても、わたしなら他の人を好きになるなんてないと思う。


ということは課題は絶対に終わらないというわけで……。

受けないにしても、今日廊下で思いっきり告白しちゃったから、もうあとには引けない。




わたしは悩んだ挙句、その課題を受けることに決めた。




「わかった。その課題、絶対にクリアさせてみせるっ!」



「はぁ。この子どこまで一途なの。」




その時朱里ちゃんは思ったそうだ。


現に今日振られたのだから、諦めるという選択肢はないのだろうかと。