「じゃあ早速水野くんに来てもらえるように交渉してくる!」
「いってら〜。」
朱里ちゃんのエール?を受け、わたしは水野くんが座っている机に向かった。
音楽を聞きながら本を読んでる水野くんは、それだけでもなんかの雑誌の表紙になっちゃいそうなくらいかっこいい。
「あ、あの、水野くん!」
「………。」
あ、あれ。音楽聞いてるから聞こえないのかな。
「み、水野くん!!」
わたしはさっきよりも大きな声を出して水野くんを呼んだ。
「……なに?」
おお!今度は返事してくれた!!
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