ショートケーキ

私はそのまま教室を飛び出してしまった。


あーほんの数秒間前のことをもう後悔している私はバカだ。大バカ者だ。


キーンコーンカーンコーン


授業開始を告げるチャイムの音が聞こえるけど、構わず走った。


走って走って、たどり着いたところは入学して早2年も立つのに初めて来る屋上だった。


重たく、サビれたドアを開けると見知った顔が見えた。