みんな、自分のことに一生懸命で誰も私のことなんて見ていない。


これに関しては、今日がクリスマスでよかったなぁーなんて虚しいことを思う。


今日は、思う存分泣こう。そう私が思ったとき、


「瑠音ーー!」


聞こえるはずのない声が聞こえた。


「瑠音ーー!!!」


どんどん、その声は大きくなっていく。