「この辺に、確かおいしいケーキ屋さんがあったんだよね~あっ、あった!あそこだよ瑠音ちゃん!!」


「あっ、ほんとだ!」


「店に入ろう!」


カランコロン


「いらっしゃいませ、って…え…」


『賢人(くん)』


店員さんは、サンタの格好をした賢人くんだった…


3人がフリーズする中、一番最初に動き出したのは賢人くん。


「メリークリスマス。どんな、ケーキをお望みですか?」