「瑠音ちゃん…本当にごめんね。」


「なにが?」


「いや、賢人と瑠音ちゃんの相談係だったはずなのに何も出来なくて、本当にごめん。」


「ううん、涼真くんはいつもいつも、親身になって話を聞いてくれたじゃん!しかも、こーやってクリスマスを一緒に過ごしてくれてる。それに、ごめんって謝るのはこっちの方だよ。仲が良かった涼真くんと賢人くんを引き裂いてるのは私のせいだよ…ごめんね。」


「あはは、お互い様だね!じゃあ、せっかくのクリスマスだしケーキでも買いに行っちゃう?」


「行こう!涼真くん!!」