ショートケーキ

「だって…」


「だってじゃありません!でも、まあ良く頑張ったね瑠音ちゃん」


そう言って、ボロボロと泣く私を抱き締めてくれた涼真くん。


ダンっっ!!!!!


屋上のドアが勢い良く開く音が聞こえたのも束の間、次の瞬間には涼真くんが左頬を押さえて踞っていました。


「いってぇ、何してんだよ賢人!」


「何してんだよは、こっちの台詞だよ涼真。」


そう、賢人くんが涼真くんを殴ったのです。