たった一言を君に

信号の真ん中、立ち尽くす。

トラック……? 轢かれるっ!


トラックがそこにもうある。

そう認識した時、写真を持っていた右手が勢いよく引っ張られた。

そっちに顔を向けるまもなく地面に体を転がした。

一方で写真は綺麗な放物線を描いたかと思うと風に舞った。