ずっと前から、お前だけ。



わ、恥ずかしい。


「う、嬉しいっていうか……久しぶりだし、その。み、みっともないよね、高校生にもなって……っ」


顔がカーッと熱くなった。


怜くんは未だに笑っている。


「んなことねーだろ。あいつらを見てみろよ」


テンションが上がっている三沢くんと瞳ちゃんを見て、さらに目を細める怜くん。


知らなかった、こんなに優しく笑うなんて。


「楽しそうだね、ふたりとも」


「雪村は?」


「え?」


「楽しくねーの?」


「ううん、楽しいよっ!れ、怜くん……っ」


怜くんは?


そう聞こうとして、思わず口元を押さえた。


だって、楽しいはずがないもんね。


「俺が、なに?」


「あ、ううん……なんでもないっ。気にしないで」


「ふたりともー!早くー!」


瞳ちゃんに急かされ、私たちははしゃぐふたりの元へ急いだ。


そして遊園地内を歩いて回る。


もちろん主導権は三沢くんと瞳ちゃんで、ふたりについて色んな乗り物に乗った。


最初は緊張していたけど、だんだん楽しくなってきて。


久しぶりの遊園地にテンションは上がる一方。


人気のある乗り物は待ち時間が長かったけど、待っている時間さえもが楽しかった。