んー? 


ここドコ? 


目が覚めると、見た事のない部屋にいた。 


となりを見ると…司!? 

なんで?なんで!? 


「おっ、起きたか?」


「ここドコ?」


「俺の家。」


「ご家族さまは…」


「いねぇよ?」


そう言って、不敵な笑みをこぼす。 


「ってゆうか!なんで私、司の家にいるの?」


「あー、それは…」


「なに?」


「お前倒れただろ?その後、保健室で寝かしてたんだけど起きなくてさ、そのまま置いて帰る訳にもいかねぇから。」


イヤイヤ。 


理由は分かった。だけど…

「なんで司家なの?小百合の家でもよかったのに?」

司は黙ったまま。 


…もういっか。


「じゃぁ、帰るね?ありがと。ってえっ?」


「どうした?」


「私…制服来てたよね?なんでスエット…」 


「あぁ、寝苦しそうだったから着替え……」


司はヤバイって顔をした。 

つまり……


「司が着替えさせたんだよね?」


司はうなずく。 


ほんとに最悪……


抱き合うとかして倒れちゃうし、下着姿見られただろうし……