クラスの奴らとアイス屋さんに来ていたら、由美がキャラメルリボンを頼んでいるのを見た。


俺も同じのにしよ。 


でも俺、甘いの苦手なんだよな… 


パクッ 


とつぜん奪われたアイス。

由美が俺のアイスを食べていた。 


かわいい… 


憎めないんだよな。 


由美って…… 


結局アイスを由美にあげた。


そこに親友の健斗が来た。 

「つかさ!」


「なんだよ?」 


「お前、ほんとに襲わなかったのか?」


「…襲ってねぇよ。」


「マジで〜?でもお前、由美の事好きなんだろ?よく理性保てたなー。」


「まぁギリギリな。」


「嘘つけ。」


そう言った健斗の顔は真剣だった。 


俺は諦めて、昨日の事を話した。