「え? …練習試合、見に来たんじゃないの?」 校門の前で立ち止まった私に 親切なその人は 不思議そうにそう聞いた。 「……し、試合? え、えっと……全然、そういうのじゃ…」 「か、環奈??」 聞き覚えのある声に振り向くと、 そこに居たのは太一君だった。 た、太一君!? …ってバレー部だから居るのが普通、だよね。