いつの間にか 真剣な表情になっているお父さんを見て うまく言葉が出て来なくなった。 教えてもらえるものだと、 そう思っていた。 でも、確かに… 自分で見つけなきゃ、 自分で気付かないと、 意味がないのかもしれない。 「話を聞く限り、 昨日の環奈は、 それを見つけかけていたように思えるね。」 私の目の前に写真集を置きながら そうお父さんは私に言った。 ……昨日の私が 撮りたいものを、見つけていた? 昨日の、私…。