落ち着いた静かなカフェで 無理矢理撮った境内の写真を見返す。 ピントが合っただけの写真。 …つまらない。 改めて自覚すると、 やっぱりショック。 結局、 神社の写真はお父さんが撮って 依頼主の人にうまく言ってくれたみたい。 ……かなわないな、 お父さんには。 「はい、ブラックコーヒー。 相変わらず、 頼むものが女子高生らしくないなぁ」 そう楽しそうに コーヒーを差し出すお父さんに 「まだ高校生じゃないし。 …ありがとう。」 そう言い返してからお礼を言う。