は? とでも言うように、私を覗き込む謎の男の子。 「ご、ごめん! 私、写真撮ってて…… 良いのが撮れる角度になろうって …思って」 そこまで言い終えて、 男の子が、カメラを守ってる私の腕を見ているのに気づいた。 「自分より、カメラ守ろうとしたのか?」 「え? …そう、ですけど」 真剣そうに尋ねる目の前の人に びっくりした私は、 カタコトな日本語でそう返すと、