テスト週間中の2人のお話




「た、太一君?」


「ちょっと休憩」



そう環奈を後ろから抱きしめる太一は、抵抗しない環奈の首筋にキスをした。



「そろそろ環奈も休憩しよう?」


「え、きゃっ!ん…」



太一は、環奈と目を合わせながら口角を上げると、驚いた様子の環奈に、理性が飛んでしまう。

環奈のシャツのボタンを外しながら、何度も角度を変えながらキスを繰り返すと、弱々しく環奈の手が太一を押し返す。



「太一、君…その、待っ、て」


「ダメ?」


「そ、その…ダメです」


「じゃあせめて、あと3回キスさせて」


「えぇ!?きゃっ、んぁ、んん」



そしてその後、長くて甘くて長いキスが3回も続いたのでした。