近すぎて、

ぶつかるかと思った。




「は、隼人は大丈夫だった?」


太一「大丈夫、だけど今日はもう帰るってよ。」




そう安心しているように笑う太一君に安心していると、

いつも通り、太一君は桜田先輩と白井先輩につかまってしまった。


ちょっと、残念…

ん??

残念?なの?




桜田「まーじか…隼人に悪いことしたなぁ」


太一「気をつけて下さいよ、特に桜田さんは」


白井「本当それね!!」




3人の会話を聞きながらも、

自分が変な気分になっていることに違和感を覚えて、1人で首をかしげていたんだ。